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ベティーのブログ / 作曲、ボカロ、主に結月ゆかり

ベティーです。歌を作っています。Vocaloid、主に結月ゆかり。

ジャズレビュー - DUKE JORDAN - FRIGHT TO DENMARKより「No Problem」

音楽雑記

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 Apple Musicで聴いている音楽をちょっとずつ分析レビューしていこうと思います!

最初はジャズ・ピアニストのDuke Jordan。

1973年の作品です。メンバー編成はベースにMads Vinding、ドラムにEd Thigpenというすごいメンバーです。この曲はDuke Jordanのオリジナル曲です。

 

パーカッション→ベース・ライン→ピアノのスムーズな出だし

まずはイントロ、シンバルがジャーンと鳴ってから、

  1. パーカッション(コンガ?)の細かいリズムがソロで8小節
  2. そこにベースのゆったりした一小節フレーズがのっかって4小節
  3. そしてピアノ、ちょろっと高音のフレーズが入って4小節
  4. ピアノでテーマ・スタート


とてもシンプルで入りやすい親切なイントロです!

 

 

テーマAパートは怪しげでブルージーな雰囲気

 この曲は 16 + 16 +  8 + 16 と長いですね。Aパートが16小節で繰り返されます。

ノリ的には16分音符の細かいパーカッションフレーズの上にゆったりとしたベースラインが乗っかり、その上にピアノがまたゆったりとブルージーなテーマとコードでのっかるとても怪しい不思議な世界を醸し出しています。

 

 

うってかわって4ビートとなるBパート

 Aパートとの境目で一小節ほどベースのみ残してから、Bパートに入ります。これもわかりやすくていいアクセントですね。

Bパートは8小節で、リズムが4ビートになります。いわゆるジャズのチーチキ・チーチキですね。パーカッションはドラムにかわり、ベースラインも変更されます。ピアノのテーマの弾き方もAパートより分厚く音を重ねてして盛り上がりを見せています。

 

 

アドリブはシングルノートで歌うビハインドな8分フレーズ

アドリブを取るのはピアノのみです。曲構成が長いからかな。リズムは一貫して4ビート。

Duke Jordanのピアノのフレーズは全体的に8分音符系のシングルノートで、弾いたフレーズを元に次のフレーズを展開するようなストーリー性のある素晴らしいアドリブです。こういうスタイルとても好きです。

タイミングはかなりジャストから遅らせて弾いてますね。引きずって展開していく8分フレーズがものすごくかっこいい!!

コードバッキングはよくいわれているようにやはり表拍で弾くことが多いですね。安定感あります。そしてタッチが繊細でなんとも美しい!!

全体的にMads Vindingのレイ・ブラウン的な重量級の4ビートが全体を引っ張っており、繊細な落ち着いたDuke Jordanのピアノと相性良いですね。

シンプルで素晴らしいできです。しいていうと、Ed Thigpenのライド?、シンバル系の音が軽すぎる気くらいかな。これは録音のせいかもしれませんが。

 

 

まとめ

Duke Jordanは以前から数枚は聴いていましたが、ピアノ・トリオというと、ハンク・ジョーンズのほうがフレーズのほうがノリがよく、後回しになっていた感がありますが、あらためて真剣に聴いてみると、しっとりと安定感のある繊細なバッキング、フレーズのストーリー展開などとてもすばらしいピアニストであることがよくわかりました。

もっといろいろ聴いてみたいですね!以上です!

 

デューク・ジョーダン - Wikipedia

Duke Jordan - Wikipedia, the free encyclopedia