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からたちねみち

歌を作っています。Vocaloid、主に結月ゆかり、またはiPhoneアプリ開発

ボーカロイドなどの音楽制作における作業工程の話(ウォーターフォールモデル)

作曲ノウハウ 音楽雑記

どうもベティーです。

 

ちょっと作曲の話です。

システムを開発するための作業工程を示すものとして、非常に古典的なものにウォーターフォールモデルというのがあるのですが、音楽を作る上でも利用できる思考なので、わりと意識しています。

 

ウォーターフォールモデルについては下記↓

www.linuxacademy.ne.jp

 

ウォーターフォール・モデル - Wikipedia

 

ウォーターフォールモデル - SE虎の巻

 

 

私はこれまでオリジナル曲のボーカロイド動画を3曲作ったくらいのいわば作曲駆け出しレベルなのですが、やってみて気付いたことは、1曲(1動画)が完成するまでにはさまざまなフェーズがあり、どの工程も重要でまったく気を抜けないものなので、個々の作業同様に作業全体の工程、フェーズを把握しておき、いまどの辺をやっているかを意識しておくことが非常に重要だなということです。

なぜかというと、ある程度作り込んだ曲になると、作業期間が数週間〜1ヶ月と長期化するため、今どのへんの作業をやっていてという道標のようなものがないと精神的にも消耗しますし、漠然とした中で持続して作業を進めていくことはなかなか難しいです。

 

そこで、だいたい曲(動画)完成までの大まかな作業工程をシステム開発のウォーターフォールモデル的に考えておくと結構持続力が増す気がしています。

 

今のところ私が考えている音楽制作の作業工程、モデル的なものを図にすると大体こんな感じです。

 

f:id:bettychang:20161117190405j:plain

 

1.構想フェーズ

どんな雰囲気の曲を作りたいか考えるところ(要件定義的フェーズ)

 

 

2.作曲フェーズ

コードとメロディー、曲の構成(イントロ→Aメロ→Bメロ→サビなど)を作るところ。

ジャズのスタンダード譜レベルで、コードとメロディーを楽譜に書く。

大体のテンポも決める。私はMIDIキーボードを使ってあれこれ考えてますが、やはり作曲には鍵盤がやりやすいです。

 

3.アレンジフェーズ

アレンジとは、編曲のことで、どんな楽器や音で曲を構成するか考えるフェーズ。

まずボカロエディターでボーカルを打ち込む。歌詞はまだないのでドレミで打つ。

 

打ち込んだボカロトラックをGarageBandやCubaseなどのDAWに取り込む。

どんなアレンジにしたいか考え、ベース、ギター、ドラムなど他のパートをDAWにどんどん打ち込んでいく。

 

4.作詞フェーズ

歌詞を考える。

できたらボカロエディターに歌詞を書いてDAWと合わせる。

 

5.動画制作フェーズ

FinalCutなどの動画制作ソフトに曲を取り込み、動画を作っていく。

イラストを決める、歌詞のフォントを決める、カットを作っていくなど。

 

6.公開、宣伝フェーズ

作った動画や曲を公開し、聴いてもらえるようにSNSやブログ、その他で宣伝活動を行う。

 

 

大体こんなところです。

ウォーターフォールモデルを引き合いに出したのは、システム開発と似ていると思うからなのですが、私の感覚では、音楽というのは上の作業フェーズがしっかりできてないと次のフェーズで頑張っても無駄なことがおおい、と感じるためです。どんなにアレンジを頑張ってもメロディーとコード、曲展開がだめだとやはりだめですね。

歌詞とアレンジについてはなかなか難しいところですし、どちらが上というのは難しいところかもしれませんし、決める意味もあまりないかもしれません。作業を行き来するほうが良い場合もあるかもしれません。図で歌詞がアレンジより下にあるのはどちらかというと作業上の問題です。

始めの頃は作曲の後に作詞をしていたのですが、アレンジができてからのほうが世界観が作りやすいため、今はアレンジ後に作詞をしています。また変わるかもしれません。

 

以上ですが、あくまで作業のモデルとして、道標的な位置付けレベルで意識しています。工程を戻っていけないというわけでもないし、大体で次に進むほうが良い場合もあるかもしれませんね。そういえば、動画で使うイラストが決まっているほうが歌詞が作りやすかったりもしますね。

 

ではでは。